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動物病院の上手なかかり方
いつも元気な愛犬の顔を見ていると、「病気の心配なんていらない…」と、思えます。
でもワンちゃんがぐったりしてから大あわて…では、飼い主失格。事故や病気のときこそ、あなたがしっかりサポートしなければ、愛犬の不安はつのるばかりですよ。
以下にあげた5項目、それぞれの項目にチェックを入れながら、もしものときのポイントをしっかりつかんでおきましょう。
どんなときに、動物病院に行くの?
いざ動物病院へ…!
家庭で看護するときの基礎知識
どんなときに、動物病院に行くの?
[1]あわてないで! 「愛犬がぐったりしてる」「苦しそうにしている」
こんなときこそ、緊急に動物病院に駆け込むとき! でも落ち着いて。いつもはおとなしい愛犬も、苦し紛れに暴れたり、噛みつくことだってあるのです。冷静に状況を見据えて、危険をさけながら行動しましょう。
<現場では…>
犬は気が動転しているので、飼い主を噛むこともあります。むやみに動かさずに、なるべく静かに。そしてできるだけ早く動物病院へ連れてゆくことが大切!
けいれんを起こしているときは特に危険度が高いので、獣医師と連絡をとりながら行動しましょう。
病院に運ぶときはバスタオルや毛布にくるんで抱くか、大型犬なら毛布などにのせ担架スタイルにして運びます。
重度のケガ、ストレス、病気等で失神したり虚脱状態になっているときは、体温が低下しています。毛布等で温かさを確保!
異物を飲み込んでしまったときは、飲み残し、食べ残しを確認。動物病院に持参します。
もしちぎれた電気コードが近くにあれば、感電の可能性もあり。むやみに抱くと抱いた人間も感電します。まずコンセントを抜いて、犬が呼吸しているか確認を。
<準備も欠かせません!>
かかりつけの獣医さんへの連絡方法を、すぐ分かるところに控えておく。
かかりつけの獣医さんへの交通手段を、あらかじめ決めておきましょう。
[2]どうする? 「愛犬がいつもと違う」「これって異常?!」
”早期治療がベスト!”とはいっても、「食欲はないけれど元気だ」とか「元気がないけれど食事も排便もいつもと同じだ」というときは、必ずしもすぐに動物病院に駆け込まなくて大丈夫。じっくり愛犬のようすを観察してみましょう。
*ただし、体力がない子犬や老犬の場合は、病気の症状が出てからでは手遅れになることも。気になることがあったらなるべく早めに、獣医師やブリーダーに相談します。
1週間ほど無理させないようにしながらようすを見ると、愛犬自身の治癒力で回復できるケースもあります。
飼い主がオロオロしたり、あわてて病院に駆け込むことが逆にストレスになって、病気を長引かせてしまうことも。
といっても、素人判断で、たまたまあった人間用の薬を与えたりはしないこと。
《愛犬のヘルスチェック》で、他にはどんな症状が出ているか確認・観察しよう。
いざ動物病院へ…!
いざ動物病院に行くとなって、「病院の待合室には他の患者もいるけど」「愛犬に治療ということが理解できるかな」「獣医や病院スタッフへの接し方は?」…等、ムクムク疑問がわいて、気後れする方もいるのでは? ここで、診察の手順、受ける側のルールをしっかり把握。愛犬も獣医さんも飼い主も、みんな気持ちよく診察を終え、病気の回復というハッピーエンドを目指しましょう!
[3]動物病院に行くときの6つの常識
動物病院にはあらかじめ電話で受診の予約をします。
このとき、持参するものを確認しておきましょう。
病院には、普段の愛犬のようすや、症状の経過をよく知っている人、かつ犬の扱いになれている人が連れて行きます。
できれば吐瀉物や排泄物をビニール袋などで密閉して持参します。
出かける前に、首輪が緩くなっていないか(首輪と首の間に指が1〜2本入るくらいが適当)確認しましょう。
家でトイレをすませてから出かけます。
病状についてのメモ、およびノートを持参します。
《問診で聞かれる内容は…》
愛犬の病気について… いつ頃から、どんな症状が出て、どのように進行しているか。
<元気さ・排泄・嘔吐・食欲などの変化>
他の病院または飼い主が処置を行ったか、
愛犬の健康について… これまでの病歴、
これまでに接種したワクチン
フィラリア、寄生虫の予防薬の種類と受けた時期
<ワクチンや飲み薬で異常が出た経験>
現在飲んでいる薬品など
愛犬の生活について… 普段の食事(内容・量・回数)
飼育場所、同居者。
愛犬の基本情報… 名前・犬種・性別・生年月日
飼い主の基本情報… 氏名・住所・連絡先・職業
[4]スムースに診察してもらうための6つの配慮
病院に着いたら、愛犬の気持ちを落ち着かせ、排尿等しないように配慮。
病院では他の犬に近づけないように抱くか、リードを短く持ちます。
犬が他人に噛み付きやすい性質だったり、触られるのをいやがる部位ときは、受診前に必ず獣医およびスタッフに伝えます。
受診中は、飼い主が愛犬の頭部を抱えて安心させるなど、診察に協力しましょう。
診察後、獣医にから病気と症状について説明を受けます。メモをとりながら詳しく教えてもらいましょう。

《診察後に聞いておくこと》
必要な検査の内容とその手順、
検査の結果データの説明と病気の診断(病気の原因と現在の状態)
治療についての指示(治療方針、投薬の内容・方法、手術の必要性・手術後の見通し、他の選択肢、治療費の明細、生活上の注意など)
*治療のリスクや経過のチェックポイントも聞き漏らさないように。
病気が治ったら、獣医師にひとこと経過を報告します。
《どこがちがうの? 「よい」といわれる動物病院》
問診および飼い主の報告を熱心に聞いて、犬の病状を理解してくれている。
診察と検査に必要な時間を費やす。
病院内が清潔で、整理されている。
獣医師とスタッフのコミュニケーションがよくとれている。
愛犬に優しく接してくれる。
愛犬の健康や性格をよく理解してくれている。
検査・診察・治療について、具体的な内容をわかりやすく説明してくれる。
不明点の質問に、きちんと答えてくれる。
愛犬の生活全般についての質問にも、飼い主の状況を把握した上で、犬の立場から回答してくれる。
家から遠くない場所にある。
緊急時の電話相談に応じるなど、イザというときは24時間対応してくれる。
家庭で看護するときの基礎知識
[5]しっておきたい 家庭での愛犬看護のABC
「では、通院しながら治療を続けましょう」ということになったら、ぜひ家族みんなの協力を得ながら、病犬が安心して過ごせる環境を用意してあげましょう。以下、なるべく具体的に、そのポイントを挙げてみました。
犬舎や室内は約20ºCに保温(子犬は25℃前後)。犬は寒さに強いといわれますが、病犬に寒さはタブーです。
暗すぎは落ち着きません。常夜灯のような薄明かりがベスト。
*視力が落ちている老犬には10ワットくらいの照明を。
騒音の少ない環境を作ってあげよう。
でもおりおりに、「少し食べてごらん」「トイレに行く?」など、声をかけよう。
ベッド、犬舎など病犬の居場所を、いつも清潔に。
病状にあわせたブラッシングや湯拭き、シャンプーで、体を清潔にしよう。
寝たきりの犬は床ズレに注意。1日に数回体の位置を変えるとよい。
看護のメモをとろう。ふと気づいたことをメモして、獣医に見てもらえば、より正確に病状が把握できます。
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