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フィラリア(犬糸状虫症)
フィラリアは誰でも耳にしたことがある犬の伝染病。蚊が媒介する寄生虫「フィラリア」による病気の総称です。そのため「夏の病気」とイメージしている飼い主の方も多いようです。でも予防は、5月頃からスタートするのがベスト!
きちんと予防して、愛犬をフィラリア(犬糸状虫症)から守りましょう。
■ふた夏で約90%が感染する!
 フィラリアは、蚊の吸血により「フィラリア感染犬⇒蚊⇒未感染犬」というルートで犬から犬へ伝染する寄生虫です。非常に感染しやすく、外飼いの犬ではひと夏で38%、ふた夏で89%という高い数字が出ています。「来院する犬の病気ナンバー1」にあげる獣医もいるほどです。

■フィラリアが寄生すると?
 感染してすぐに症状は出ませんが、犬の体の中でフィラリアはどんどん成長し増加します。数年後に「運動を嫌がる」「痩せてきた」となった時は、肺や心臓にソウメン状のフィラリア成虫がウヨウヨ…。すでに全身がダメージを受けており、致死率の高い病気です。
また心臓に入り込んだフィラリア虫が「三尖弁(さんせんべん)」を閉鎖状態にすると、突然、呼吸困難、ワイン色の尿、虚脱症状を起こします。「急性フィラリア」と呼ばれ、早急な手術でフィラリア虫を摘出するしかありません。

■予防薬でフィラリアをシャットアウト!
 でも予防は、決して難しくないのです。現在では月に1回、錠剤*Aを飲めばOK!
この薬は1ヶ月間ずっと予防し続けるのではなく、60日前〜15日前に侵入したフィラリアの幼虫*Bを殺すもの。作用期間は7〜10日間で、犬が薬漬けになる心配もありません。

*A 他に、FOODタイプ、粉、注射もある。
*B 蚊から移されるのは「感染子虫(約7o)」。
2〜3ヶ月間、皮下組織または筋肉で約20oに成長。
予防薬は血管に入る前のフィラリアを死滅させる
↓ 血管から肺動脈及び心臓へ移動。
さらに3〜4ヶ月で成虫(10〜30cm)となり、肺高血圧症⇒心臓病⇒肝臓、腎臓にも異常をきたす。

*フィラリアの成虫は、「ミクロフィラリア」と呼ばれる幼虫(約0.3mm)を産みます。この幼虫が動脈から全身に運ばれ、蚊が血と一緒に吸い込んで、他の犬に感染するのです。

■服用前、ここに注意!
 予防薬服用は、「フィラリア成虫を寄生してないこと」が大前提。もしすでに寄生しミクロフィラリアが体内にいると、ショック、食欲不振、嘔吐等を引き起こし、場合によっては死に至ります。15分ほどの血液検査=「ハートワーム」で必ずチェックし、感染している場合は治療を優先します。

■予防方法の選択
予防薬は、大きく3通りあります。
1)フィラリアのみの予防
2)ノミ・ダニも一緒に予防できる
3)回虫・鈎虫・鞭虫も駆除できる
服用期間はふた通り。
1)蚊が発生する期間に合わせて7〜8ヶ月(5〜12月が目安)
  毎年開始時にハートワームが必要
  費用:予防薬1回分×8ヶ月+ハートワーム
2)通年
  ハートワームのチェックは初回のみ。あとは不要
  費用:予防薬1回分×12ヶ月
ご存じですか? <錠剤の与え方>
パンやチーズ、肉など、愛犬の好物で薬を包んで与えましょう。
犬は人間のように咀嚼はしませんから、まず食べ物ごと、薬も飲込んでくれます。

ご存じですか? <愛犬の心音を聴いてみよう>
心臓があるのは、犬の左前足を深くおりまげたときに肘が接する胸部近くです。ここに手を当てたり、耳を当てると、鼓動が聴こえます。
 健康な犬の鼓動は80〜120回/分、子犬なら120〜160回/分が目安です。異常があると、強弱やリズムに乱れがでます。
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