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PART1 犬と楽しく外出しましょう
PART1(14) 犬の力が苦痛な人へ。訓練用のカラーやハーネスを使いこなしましょう
1. 犬の力に負けてしまう人にはぜひおすすめの道具です
 大型犬の場合、訓練用の特殊なカラー(首輪)やハーネス(胴輪)をつけて散歩に出ると、おどろくほど愛犬の力に引っ張られずに散歩ができます。下記の画像、一般の首輪と訓練用のヘッドカラーを装着して歩く上村さんとロダン君を比較してみてください!
一般の首輪を装着されたロダン君。こんな状態では上村さんが滑って転びそう。そしてロダン君の自由行動は周りの人々に迷惑!
訓練用のヘッドカラーを装着して歩くロダン君と余裕の顔の上村です。リードも片手で持てるほど。ロダン君の表情を見て!幸せそうに笑っています。
2. どんな犬にも、飼い主にもおすすめできるものは?
大型犬だろうが小型犬だろうがどんな性格の犬だろうが、どんな飼い主であろうが、犬の力に負けて散歩が苦痛!犬の首が絞まるのがかわいそう!と訴える飼い主に私が迷わずお勧めするものがあります。今回はそのうちの2つをあなたにご紹介したいと思います。
ジェントル・リーダー(ペットショップなどで市販されています)とイージーウオーク・ハーネス(最新の道具です。必要な方はhttp://www.finephoebe.com/でお求めください)です。
これらをおすすめする理由は、犬に苦痛を与えないで使える道具であり、怖がりや神経質な犬でも性格を暗くさせないで使える道具であり、運動神経に自信のない人も、ドッグトレーニングの技術があまりない人にも失敗なく使え、犬のサイズも年齢も問わないで使えるためです。
3. どのようなタイプであっても使用上の注意を守ってください
とは言え、ここでご紹介するカラーとハーネスであっても、またどのような訓練用のタイプのものであっても、訓練用と名のつくカラーやハーネスは、一般のそれとは異なり、犬が動くと犬の体を締めつけたり、犬が前に動けない作りになっています。ですから使用上の注意をよく守り、できればドッグトレーナーやインストラクターから使い方と歩き方を教えてもらい、犬に不要な苦痛を与えず効果的に使いこなしてほしいと思います。
また愛犬のそばにあなたがいないとき(犬だけが係留されている場合など)や、やんちゃな遊びやドッグスポーツをするときや、激しい動きをさせるときなどは、一般の首輪につけかえることが、愛犬を不要な苦痛や危険から守るとても重要なことですので、こまめに状況に応じて、一般の首輪と訓練用につけかえる手間を惜しまないことも大切です。
4. いち押しおすすめはヘッドカラーのジェントル・リーダー
これはヘッドカラーの1種類です。ヘッドカラーにはいくつかのタイプがありますが、おすすめするジェントル・リーダーはマズルの部分、そして頭の後ろ(限りなく耳の生え際)の2箇所に装着させて使用するものです。他のヘッドカラーは首に装着しますが、ジェントル・リーダーはあくまで頭の後ろ。これがおすすめする大きな理由です。
  このように犬の頭(限りなく耳の生え際)に指1本入らないほどぴったりと装着することで、犬の体を前に押し出す効果があります。そして犬はその力がかかると自然に後ろへ戻そうとする力を出し、これによって前にひっぱる力を自然に苦痛を感じないで緩和させることができるため、大半の家庭犬の怖がりや神経質な性格の犬にも違和感なく使えます。
5. 仕様どおりに装着させましょう
ジェントリ・リーダーは装着の仕方が間違っていると違和感が強く、犬はジェントリ・リーダーをはずそうと躍起になってしまいます。装着が仕様どおりであれば、慣れやすく問題も解消されます。装着は厳密にしましょう。
  マズル部分の装着状態です
  きつく装着するのではなく、画像のように、犬の鼻まで下がるほどの緩みをもたせて装着するのが正しい装着法です。
  頭の後ろ部分の装着具合です。耳の生え際部分でピッタリと、指1本入らないほどきつく装着するのが正しい方法です。
6. 次におすすめなのが、装着が簡単なイジーウオークー・ハーネス
  リードを胸の部分でつなぐのがポイントのイージーウオークー・ハーネスは、胴輪タイプの訓練用で装着が簡単な引っ張り防止になっています。モデルはTプードルの大井エンビ君。小型犬で引っ張る力が強くて、犬の首が心配という人にもおすすめしたい道具です。
  犬の力に負けないはずの小型犬でも、リードを引っ張って歩くと犬の首が心配になるものです。犬の首に圧をかけ続けると犬の脳に支障がでると警告する獣医師もいます。
まだ発売されて新しいこの訓練用の胴輪は、ジェントル・リーダーの装着が困難な犬やマズルが扁平で使用できない犬種(たとえばブルドッグなど)、犬と歩く練習が何らかの理由で思うようにできない人、マズルをどうしても擦らせてしまう人向きです。
7. リードを引かないで!
どちらを使うときにももっとも大切なことは、あなたから絶対にリードを故意に強く引かないことです。そんなことをしなくても、立ち止まるだけで犬は前に進めません。それどころかあなたが故意に強くリードをひっぱると犬に苦痛を与えてしまい、苦痛から逃れようとますます犬は前に引っ張ろうとします。ですから絶対に強く引っ張らないでください。
歩き方のコツは(8)〜(10)でご紹介したとおりです。犬が引っ張る前に犬の気を引くことをして(名前を呼んだり、音を鳴らしたり)、前に行こうとする犬の力を緩和させてから、そのまま立ち止まります。犬はそれ以上前に行けなくなります。それからリードが緩むのを待って、歩き始めることを繰り返すようにします。一般の首輪と比べ、ほとんど力がいらず散歩が楽になります。あなたも試してみませんか?
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