日本社会福祉愛犬協会 日本社会福祉愛犬協会
HOME 子どもの通学路を守ろう 人と動物が共存できる社会創ろう 生活シーンで学ぶ しつけ 話題の犬種 ドックライフアドバイス うちの子自慢 KCJニュース
ドックライフアドバイス しつけ index
PART1 犬と楽しく外出しましょう
PART2(4) 普段の散歩で楽しい遠出にする簡単レッスン2
1. はじめに
犬は普段見慣れないものに出会ったら、それが人間の私たちから見るとありふれた物であったとしても、びっくりしたり、あるいはストレスが過剰にかかって、家族が愛犬のコントロール不能状態になったりします。
また犬は初めての環境に連れて来られると、走るバイクや車が不安になったり、怖くなったりして、普段特に問題がないのに、吠え始めたり、おろおろして落ち着かなくなったりと、人間がびっくりするような異常事態になりこともあります。
ここでは普段の散歩で、見慣れないものに慣らすレッスンと、走る車やバイクが「おいしい存在」であることを教えてストレス過剰予防をするレッスンをご紹介したいと思います。
2. 見慣れないものに慣らすレッスン
エンビ君は池の中の鯉を見るのは、初めてです。ちょっと用心しながら遠巻きにいます。でも尻尾が上がっていますね。「エンビ、鯉だよ、ほら」と声かけをする大井さんにつられて、エンビ君は池に近づきました。段差があるので、大井さんがエンビ君を池の淵にのせてやりました。前のめりでエンビ君は鯉をジッと見ています。ごほうびに、小さく切ったフードを与えて、レッスンはおしまいです。
注意・愛犬の尻尾がさがっていたら、上がるまで待ってから、声をかけて慣らすものに近づけてあげて。立ち止まって動かない場合も、愛犬が自主的に動き始めるまでは待ってあげてください。でも、あなたの後ろに隠れたり、震えていたり吠えたりしたら、それは慣らそうとしているものの刺激が強すぎで、失敗です。もっと遠くから見せてあげる程度にとどめておいてください。
3. 初めての場所に慣らすレッスン
知らない初めの場所に愛犬を連れていき、慣らしてあげましょう。エンビ君は大井さんのそばで座っていますが、立ったままでもかまいません。
リードは半分ほど踏んで少し拘束した状態で、落ち着かせます。ささみのボイルした固まりを先ほどのように少しずつ愛犬に与えてあげます。やさしい声で語りかけながら。
それだけのレッスンです。毎日同じ場所で続け、すぐに落ち着くようになったら、新しい場所でレッスンして慣らしてあげましょう。
注意・もしささみのボイルした固まりを見せても、気もそぞろ状態だったり、まったく食べられない状態は刺激が強すぎて、場所に慣らすことができません。もう少し愛犬が知っている場所から始めてみましょう。
4. 走るバイクや車に慣らすレッスン
このレッスンは、普段歩きなれていない場所で行いましょう。
歩きなれていない道で、PART2の(3)の3でご紹介した、名前が好きになるレッスンをしながら歩きます。
注意・何度レッスンを続けても愛犬が一向にあなたのほうに注目してくれないようなら、愛犬が慣れている散歩道から始めてみましょう。

車が脇を走って通り過ぎるときに、「愛犬の名前を呼ぶ」→あなたのほうに向いてくれるまで待って→愛犬があなたのほうに向いてくれたら→「ほめ言葉」をかけながら→ごほうびの小さなフードを与える。これを走るバイクや車が通るたびに続けてみましょう。

バスが大きな音をたてて走り去っても、エンビ君は大井さんの「エンビ」と呼びかけに、すぐに見上げてくれます。それも歩きながら!この状態にできるようなったら、他の犬がそばを通るときも、「エンビ」と名前を呼べば飼い主さんに注目します。つい他の犬に気をとられて落ち着かなくなる犬を、短時間で落ち着かせるのにも活用できるレッスンなのです。

すっかりおなかがいっぱいになったエンビ君。モデルになってくれて、ありがとう。
そして長時間、ごくろうさまでした。
戻る


サイトマップおたより募集このサイトについてリンク集

Copyright(c)2004 The Kennel Club of Japan,All Rights reserved.