○愛犬・史奈紋ちゃんとの出会いは衝撃的だった! |
---川島さんのワンコ好きは超有名ですが、愛犬の史奈紋ちゃんと初めて会ったときの印象は? |
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初めて出会った瞬間、もう「かわいい!」って言葉を、無意識に言ってた。衝撃的なかわいさでした。
その頃の私は犬が好きでしたが、自分で飼うという発想は全然ありませんでした。ペット不可のマンションでしたし、「独身の女優がワンちゃん飼うと、いよいよお嫁に行けなくなる」と、おどかされていましたし(笑)。
それが5年前の2月、私がテレビドラマ「月下の棋士」の女流棋士役をやっていた時に、一緒に仕事をしていたプロデューサーさんが、楽屋に大きなバッグをかかえてきたんです。「対局シーンに備えて本物の将棋盤で練習したらいいよ」っておっしゃっていたから、私はてっきり将棋盤が入っていると思ったら、「この子の名づけ親になって」と、開けた袋から子犬がジャンプして出てきた! かわいくて、まるでシナモンスティックそっくりの色と形…「これは、シナモン!」とピンときました。出会った瞬間に『シナモン』の名前が決まっていたんです。 |
○しばらく預かってるうちに… |
---初めは川島さんが飼い主じゃなかった?! |
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ええ。プロデューサーの方が忙しく、よくあちこちに預けていて私もたまに預かってましたが、点々と預けられるのがかわいそうで「じゃ、私がしばらく預かるわ」って言った…。 |
---あら、史奈紋ちゃん、ラッキー! |
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そしたら、もうどんどん、このかわいさに魅せられていって、私も母性が芽生えて、手放せなくなって……2ヶ月ほど経って「そろそろ、返してもらおうかな」と言われたときは、「もう返しません。この娘は、『川島史奈紋』です」って、渡せなかったんです(笑)。 |
---2ヶ月で、「預かる」が「手放せない」に変化しちゃった! |
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どうしてかな…。私の腕で安心しきって、ここに(と、細っそりした腕の内側に手のひらを当てながら)鼻の先を預けながらスヤスヤ眠っちゃったのを見たとき、そんな経験初めてでした。こんなに小っちゃな生き物が自分の腕の中で息をしてる、安心しきって寝ている。天使みたい…と思いながら、見ていました。 |
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<抜粋> |
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