2005年 9,10月号 | バックナンバー | 会報誌、パートナー犬

■ 2005年 7.8月号もくじ

ホットインタビュー
「トフィーと、今は密度の濃い日々を過ごしているけれど…」
植草桂子さん

エッセイ第23回　さくらと風子
「真夏の幻影」　武田万樹

「私流　犬の見方」　吉澤英生
第19回／イングリッシュ・コッカー・スパニエル

利岡裕子の『いぬはなにを考えているの？』
連載38・７年の歳月

ワンコ見聞録「西荻動物紳士録」
第17回　安川明男

事務局より

イベントのご案内

KC＜Japan＞犬舎号登録報告（170）

ドッグ・ショーの新システムについて
＜その4 ,その5＞　三国壱丸

柴犬宝山荘クラブ活動●報告　西山征伸

KC＜ジャパン＞ニュー・チャンピオン公示

訓練合格犬／ショー・スケジュール

中華民国寵物協会亜洲展覧会　原田知明

ハチから一言　Part.74　山本智弘
情報スクランブル／ショー・スケジュール

情報スクランブル／編集後記

『犬のおまわりさん』活動報告

●ショー・レポート
第12回愛媛ドッグファミリークラブ全犬種展
第8回アリ札幌,アリ札幌ダックスクラブ合同展
第2回岡山愛犬クラブ全犬種展

○ボーダーコリーという犬種の難しさ…
---というと、７年前の悩みとは？？
	ボーダーは牧羊犬で、羊を追う習性がすごく強い。それで自転車からバイク、乗用車、トラック、はては江ノ電（湘南エリアを走る路面電車）まで、追いかけちゃうんです。
---トラックや電車を追いかけちゃう？！
	「これは危険だ」と思いましたが、その矯正がきかない。なんて言うか、「それが仕事で生まれてきました」という勢いで、顔を見ても意志の疎通というものが何も感じられない状態なんです。
---植草さんが一言呼べば、すぐそばに走り寄るトフィーちゃんが？？
	当時の戸惑いは、もう７年も前ですから、実のところ私もはっきり覚えてないのですが…（笑）。とにかく動作が機敏で激しいでしょう。散歩に出れば追う、引っ張る。誰か来れば、待ったなしで飛びついちゃう。それがすごい興奮状態で、いくら叱ってもきく耳がない！　しつけの本には「その場で、きちんと言い聞かせること」なんて書いてあるけど、どうすれば、いつになったら、聞いてくれるのかと、途方に暮れました。
○訓練士さんに助けられながら…
---ボーダーは頭が良いけれど、決して家庭で飼いやすい犬ではなかったのですね。
	結局、生後６ヶ月ごろには、「これは私たちの手に負えない！」と思い至りました。そんなとき、たまたま散歩に行った海岸でしつけ教室をやっていた訓練士さんに出会って、女性の訓練士さんですが、彼女に相談をしたのです。
	＜抜粋＞

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