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2009年冬萌号もくじ
特集 豆柴公認1周年記念特集
るん!るん!ドッグラン!
いぬはなにを考えているの? 第63回/利岡裕子
昭和の犬界アーカイブス 第13話/原田知明
いよいよ国際畜犬界へ仲間入り(下)
私流 犬の見方 第43回/吉沢英生
シーリハム・テリア
My Precious Clubインフォメーション
犬のおまわりさんパトロール報告
犬の訓練と実務経験で学んだ事/塚佳奈
展覧会レポート
2009年道央犬友クラブ全犬種展
九州豆柴愛犬クラブ単犬種展
研修報告 近畿・中国ブロック研修会
イベント報告 ブレーメン・アニマル・フェスティバル
アンケート・投稿応募用紙
KCJ情報局
運気アップ!九星気学占い/洸西暁子
ニューチャンピオン公示
第2回特設 犬のおまわりさん写真展/スタジオドッグラン 高木義昭
KCジャパンが豆柴を公認して1年。これを記念して、豆柴特集をおおくりします。かわいい豆柴をたくさん紹介していますので、どうぞご覧ください。
豆柴公認この1年
昨年11月、私たちKCジャパンは、新しい犬種として豆柴を公認し、豆柴の犬種標準(スタンダード)を公示しました。
この英断は、30年間にわたり豆柴の系統繁殖を続けていた豆柴犬舎「摂州宝山荘」西山重幸氏が今から6年前にKCジャパンに加わり、豆柴の繁殖管理と豆柴の純化固定の調査を続けた結果、室内飼い志向、飼育者の高齢化、小型愛玩犬ブーム、ペットからコンパニオンアニマルへの意識変化などによる飼育環境の変化、豆柴という名称の定着度などから、豆柴の公認は時代の要請であると判断したことに拠ります。
KCジャパンでは、成犬時に全犬を審査する認定制度を施行し、繁殖管理を徹底することで、新犬種豆柴の純化固定を推進していくことを誓いました。
それから1年、豆柴公認は多くのブリーダーや愛犬家の方々から概ね好意的に迎えられ、数多くの犬が豆柴認定審査を受け、おかげさまをもちまして、審査に合格して豆柴登録(豆柴認定申請)を行い豆柴認定犬の血統書が発行された犬は180頭に達しました。ただし、血統書の犬種欄に「豆柴」と記載された豆柴血統書が発行された犬や、血統書に記載される三代祖すべての先祖犬が豆柴認定犬となっている犬はいまだ出ていません。
公認して1年が経った今でも、犬種「豆柴」の血統書をもった犬がいない、というのは、私たちも想定していませんでしたが、この事実は、豆柴血統書に対するKCジャパンの厳正な姿勢を示していると考えます。
また、この1年、北は北海道から南は九州まで全国各地で豆柴認定審査会が開催され、豆柴認定審査員や展覧会関係の方々は各地の豆柴に出会い、豆柴ブリーダーと話し、豆柴ファンシャーの思いに耳を傾けてきました。さまざまな立場の方々から数多くの貴重なご意見を伺うことができ、私たちも大きな力を得ることができましたが、そのなかで、いろいろな問題点も浮かび上がり、より検討を重ねることが必要だと気持ちを新たにしました。
豆柴の血統書が世に出る日も近いと思います。私たちKCジャパンは、豆柴の純化固定を進め、犬種「豆柴」の確立のために、今まで以上に努めてまいりますので、会員の皆さまのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
<抜粋>
九州豆柴愛犬クラブ単犬種展にて
左から、登川史郎氏、向一助氏(九州豆柴愛犬クラブ会長)、野村貞男氏、西山征伸氏
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