日本社会福祉愛犬協会 日本社会福祉愛犬協会
HOME 子どもの通学路を守ろう 人と動物が共存できる社会創ろう 生活シーンで学ぶ しつけ 話題の犬種 ドックライフアドバイス うちの子自慢 KCJニュース
KCJニュース
 緊急提言
子供たちを卑劣な犯罪から守る「犬のおまわりさん」に
ご近所のワンちゃんたちの参加を呼びかけましょう

犬のおまわりさん本部長 中  徹

10月16日兵庫県加古川市で、自宅の玄関前で小学2年生の鵜瀬柚希ちゃんが殺害される悲しい事件が起きてしまいました。柚希ちゃんを知る近所の女子学生は、犬の散歩のとき「犬が好きなんだけど、家では飼えないから」と言っていたのを覚えているそうです。この地域は市が指定した「安全安心心のまちづくりモデル地区」でもあり、その日も事件の1時間後にパトロールが予定されていたそうです。関係者の方々のショックと落胆は「犬のおまわりさん」活動を進めている私たちにとっても決して他人事ではありません。

警察庁のまとめによると、小学生が被害者となる殺人・殺人未遂事件は、04年の26件、05年は27件、昨年には34件と急増しています。

それに対応して地域のボランティアや保護者による熱心な防犯への取り組みも増えています。中でも犬の散歩を防犯に役立てる試みは地域防犯の担い手として大きな期待が寄せられています。

当協会の「犬のおまわりさん」活動もたびたびメディアに取り上げられ注目されており、実際「犬のおまわりさん」の盛んな地区では不審者の出没が激減しているとの報告もあります。 「犬のおまわりさん」で提唱している防犯の効果的方法として、犯罪の起きにくい環境を作ることが最も重要でしょう。そのためには地域の子供たちと顔を合わせる機会を増やし、子供たちの顔を覚え、いつでも挨拶、声掛けが気安くできる信頼関係を築くことが必要です。 幸い子供たちは犬が大好きですから根気良く声を掛けていればじきに親しくなれます。また、決まった時間だけパトロールするのでなく、午後の公園や夜の塾帰りの時間帯などに犬の散歩をあわせてパトロールすることで、犯行を計画する者にとって何時パトロールと出会うかわからない恐れと、大人たちが子供に無関心ではないことを知らしめることにより、未然に犯行の決行を断念させることができます。 何より、多くの大人たちの「地域の子供たちは自分たちで守ろう」という意識が犯罪を起こさせない町づくりにつながります。会員の皆さまもぜひもう一度、お知り合いのワンちゃんのお母さんやお父さんに声を掛け、「犬のおまわりさん」への参加を呼びかけましょう。

子供が殺害された最近の主な事件
時期・場所 被害者 子供の状況 事件の概要、逮捕容疑
01年6月
(大阪府)
小学1、2年の8人 授業中 大阪教育大付属池田小に37歳の無職男が侵入、包丁で次々と刺殺
01年10月
(長崎県)
小1女児 下校中 車で連れ去り、絞殺したとして、23歳の無職男を逮捕
04年3月
(群馬県)
小1女児 下校中 団地のエレベーター前で待ち伏せして自宅に連れ込み、絞殺したとして、26歳の男を逮捕
04年11月
(奈良県)
小1女児 下校中 車で誘拐し、自宅で殺害したとして、性犯罪歴のある36歳の男を逮捕
05年11月
(広島県)
小1女児 下校中 首を手で絞めて殺害したとして、通学路沿いに住む30歳のペルー国籍の男を逮捕
05年12月
(栃木県)
小1女児 下校中 茨城県内の山林で遺体発見。胸付近に10か所前後の刺し傷。未解決
06年2月
(滋賀県)
幼稚園児の2人 登園中 同じ幼稚園に通う自分の娘とともに車で園まで送っていく途中で刺殺したとして、34歳の中国籍の女を逮捕
06年3月
(神奈川県)
小3男児 下校中 マンションから投げ落として殺害したとして41歳の無職男を逮捕
06年5月
(秋田県)
小1男児 下校中 自宅に呼び入れて絞殺したとして、近所に住む33歳の無職女を逮捕。女は自分の長女を川に突き落として殺害した容疑でも逮捕された

(2007年10月17日付讀賣新聞より)


サイトマップおたより募集このサイトについてリンク集

Copyright(c)2004 The Kennel Club of Japan,All Rights reserved.