豆柴登録規定
- 1.
「国際豆柴普及連絡協議会」の設立
対外団体(国内外)に対し、連絡や協議の場を設け豆柴の健全な育成と適正な普及に努めることを目的とします。豆柴の認定審査犬増加に伴う豆柴認定審査員の育成など。 会長:三村 正(KCジャパン名誉顧問)
- 2.
豆柴と豆柴の一胎子は「豆柴」の血統書を発行
犬種「豆柴」同士の交配による一胎子については、犬種「豆柴」として血統書(毛色欄に(未審査)と記載)を発行することができます。但し、生後12ヶ月経過後に必ず豆柴認定審査を受けることを義務とします。(審査を受け、血統書毛色欄の未審査が消え(○cm)という体高の記載が入る)
- 3.
豆柴認定審査基準の体高下限値の制定
オス30〜34p メス28〜32cm (オス・メスとも下限値は25cmとしますが、25cm以下でも心身ともに健康な犬であれば合格とします)
- 4.
父犬、母犬、祖父母犬の二代祖6頭が豆柴認定犬(体高が記載されている)の場合、 犬種変更の手続きをすると犬種「豆柴」の血統書が発行される
三代祖血統書上の二代祖(父犬、母犬、祖父母犬)6頭の祖先犬(血統書の系統図で犬名の頭に1〜6の番号が付されている犬)が認定審査に合格している場合には、「犬種変更」の手続きをして犬種「豆柴」に変えることができます。但し、認定審査前に犬種変更した犬が、犬種「豆柴」一胎子を繁殖するためには生後12ヶ月経過後に必ず豆柴認定に合格しないないとなりません。
- 5.
豆柴登録特例のご案内
上記豆柴の登録規定改訂に伴い、具体的にどのように申請をすると豆柴の血統が発行されるのか?また、これから繁殖させる親犬の血統書を豆柴に犬種変更して一胎子を犬種豆柴で発行できるケースを説明します。 今回の改訂には大きな二つの変更点があります。まず、先祖犬二代祖6頭が認定合格(体高値が入ってる)場合、その犬の柴犬の血統書の犬種を豆柴に犬種変更申請ができる。これは今まで三代祖14頭すべてが認定合格の上、その犬自身も生後1年過ぎて認定に合格しなくては犬種が豆柴にならなかったことと比較すると大幅な規制緩和となっています。ただし、二代祖認定合格で豆柴へ犬種変更ができるようになったかわりに、条件を満たしていても(三代祖または二代祖が認定犬の血統を持った犬が認定に合格しても)犬種は柴で発行され、豆柴へ犬種変更をしなくては豆柴の血統書は発行されなくなりました。この改定を有効に使って最短での犬種豆柴の血統書発行を推進するために、登録部では豆柴登録特例を制定しましたのでご案内します。
- 6.
犬種豆柴のマイクロチップ装着義務化
豆柴認定審査に合格すると条件が整い豆柴に犬種変更することができる犬と、最初から犬種が豆柴の犬も認定審査までにマイクロチップを装着して審査を受ける。認定合格申請と豆柴犬種変更申請には、マイクロチップ証明書コピーを添付する。発行される豆柴の血統証にはマイクロチップナンバーが記載される。(上記規定は平成28年1月1日より義務化とする)
《一胎子同時親犬豆柴犬種変更特例》
条件を満たしていれば最も簡単で確実に一胎子申請時に豆柴の血統が発行できる方法です。
★前提@:認定審査に合格した犬種豆柴どうしの交配の一胎子は最初から豆柴で発行される。
★前提A:血統書の二代祖認定合格(@〜Eまで体高の記載がある)は豆柴に犬種変更出来る。
★前提B:豆柴を繁殖する親犬は認定審査に合格していなければならない。
そこで《一胎子同時親犬豆柴犬種変更特例》をご案内します。
一胎子申請時に認定合格の親犬(種オス・台メス)のそれぞれの血統書を見て、二代祖(番号@〜E)まで認定済み(体高が記載されている)であれば、特例として、一胎子申請用紙親犬欄(父犬・母犬)に豆柴に変更と書いて、親犬の血統原本を添えて同時に申請すると、親犬一頭1,100円で豆柴に犬種変更できることとします。従って、豆柴に犬種変更された親犬どうしの一胎子は最初から犬種豆柴で発行されます。
例:種オス・台メスの豆柴犬種変更と一胎子3頭を同時申請した場合で父犬1,100円・母犬1,100円・子犬3頭2,100×3=6,300円の合計8,500円で5頭全ての犬種豆柴の血統証書が届きます。
この方法であれば、柴犬で発行された一胎子の血統を豆柴に犬種変更する手間も費用も掛からない最善の方法です。交配の際は必ず親犬の血統書の2代祖認定済みで犬種が柴犬ならば親を豆柴に犬種変更する《一胎子同時親犬豆柴犬種変更特例》で申請をしてください。
〔2015年9月1日改訂〕